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松元ヒロのライブに行って

 投稿者:佐々木厚  投稿日:2009年11月11日(水)12時58分27秒
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  僕はお笑いが大好きで、落語や漫才をよく見るのですが。
今回はまたしても「すわこ文化村」のスタッフにやられました!
前回の、「Cocco大丈夫であるように」のドキュメンタリー映画も、
ただ是枝映画監督が大好きなので見に行きました。
これでCoccoという言葉にできないくらい美しい存在を知り、
人生観が変わるくらいの衝撃を受けてしまいました。

今回も大して期待しないで行ったわけです。
松元ヒロさんも知らなかったし。

そして開演。
最初の摑みでやられました。
お笑いに理屈をこねることほど野暮なことはありませんが、
めちゃくちゃに面白い!
政治をネタに、権力者を笑いのめすことほど
健全な笑いは存在しませんし、
それを許容する社会ほど健全で成熟した社会です。
しかもヒロさんは、批判したり、糾弾したり、自分自身は棚に上げて
政治を笑うことをしないんです。
そういう政治やシステムを
創りだし、容認している矛盾した自分自身をも
笑いのめすことをちゃんとやっているんです!
これが本物の笑いであり、ユーモアであり、プロフェッショナルであると思いました。

1時間45分、本物のプロの、毒とユーモアとエスプリのある、
暖かい爆笑の空間と時間を創造してくれました。
あっというまの時間でした。

チェ・ゲバラは僕も大好きなので、
マイケル・ムーア監督の「シッコ」というドキュメンタリー映画に
キューバのゲバラの娘さんが出演していて、
熱く、自由と医療と権利について語っているのを
見たばかりなので、
ヒロさんのゲバラの娘さんとのエピソードでは泣きそうでした。

政治家も、評論家も、マスコミも
日本人は戦後の自由と憲法のなかで、自分の権利ばかりを
主張して、公としての義務を忘れていると言っていますが、
主権者である国民の最大の権利である、
民主主義における選挙権と自分たちこそが日本をつくり支えている主人公であるという
自覚にもとづいた権利はまったく主張していません。
もっともっと権利を要求するべきだというヒロさんの意見には
大賛成でした。

何のために生きるのか。
幸せとは何なのか。
自由とは。
権利とは。
義務とは。
国とは。
そして憲法とはなんなのか。

ヒロさんは、笑いとユーモアと毒を持って僕たちに問いかけていました。
熱く、楽しく、いいかげんに。
人間はみんな弱い。一人じゃ生きていけない人間同士じゃないか、
だから国家をつくり、法律を作り、一人じゃ生きていけない人間同士
みんなで助け合って生きるしかないんだよってことを
語りかけてくれました。
僕たちは笑い転げながら、ヒロさんのそのメッセージを
確かに胸に刻んだ気がします。

またまた忘れられない、そうしてもう一度聞きたい
魅力的な人間に出会わせてもらいました。

こころからすわこ文化村のスタッフに感謝します。
 
 
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